December 04, 2010

「~なう」をみて

今年の流行語大賞に「~なう」が選ばれ、受賞した高校生の男の子のインタビュー記事を読んだ。
ソーシャルメディアがどんどん若い層に浸透し、大人たちの理解をとっくに超越して、新しい文化を生み出していくのか、と少しおいてきぼり感を感じるこの頃である。
とは言え、個人発信の容易さが拡がるに連れて、言葉や表現に対する軽さを懸念するのは、自分が年寄りの域に達しているからだろうか?

実は先日、仕事で知り合った方のTwitterを何の気なしに読んでいた。
彼のフォロワーの中に、「救急病院なう」というつぶやきを見たが、どうやら身内が倒れて付き添っているらしい。
そんな緊急事態に身内をネタになぜつぶやく?というのが率直な疑問である。
見れば分別も見極めた結構な年齢の方ではないか。

発信者の意図は計り知れぬが、ヒトの生き死にが「なう」という言葉に括られるのは、いやはや何とも複雑である。
メディア・リテラシーが叫ばれるが、その前に”メディア・デリカシー”が欠落してきているのではないかと、これまたオヤジギャグで〆るのが、今は精一杯である。

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November 07, 2010

世論と国益

尖閣諸島における映像の流出先がほぼ断定されつつある。
先日、自分もYoutube上でこの映像を見たが、内容の真偽はともかく、映像が閲覧できることについては「良」ではないか。
情報管理という点では、なるほど問題だと思うが、今回のこの事件に至るまで、世論としては「映像公開」ということでの国民の関心は大なるものだったと思う。
「国益」に関する事。これは我々国民は知る権利があるのではないだろうか?
見せない事での、内政への不満を増長させる事での「国益」、見せた事での外交上における「国益」。
どちらが大切なのか?
そもそも「国益」とは何を言うのか?

今回のこのネット上に流出した事件は、前向きに捉えれば、我々国民は「国益」とはなんぞや?という事を考える機会を与えてくれたと思う。
毅然と自立を目指す姿こそ、「国益」であり、国際化への踏み出しではないだろうか?


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September 28, 2010

街場のメディア論

Media_ron
タイトルに惹かれて今こんな本を読んでいる。
メディア系の人にはオススメしたい。結構ショックである。

筆者は「メディアはビジネスではない」と断言している。
その言葉に戸惑いと恐れを感じながらも、その核心は知りたい。いや、知っておく必要がある。

その昔、フジテレビの鹿内氏が「面白くなければテレビじゃない」というスローガンで、フジテレビは大きな開花をしたように記憶する。
若く未熟な自分は、それは単に、「オモシロい(≒軽い)番組」という理解で、大きな時代の流れの中のノンポリなイチ視聴者として観ていたのだが、その遠い過去の言葉を省みるきっかけにこの本はなった。

文中の『書籍棚』に【理想我】を見る例えは、まさに今我々が忘れていたマインドなのではないだろうか?
そこに次なる道しるべがあるように思うのだ。

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August 15, 2010

ラジオとツイッターについて-3

忘れないうちに、今の自分の気持ちを書いた方が良いと思って書く。

昨晩、特番でUSTREAMで花火中継をした。
周りの関係者の方の協力もあり、予想以上のアクセスを確保し、番組のクライマックスでは多くの励ましのコメントを頂き、こちらも初めての試みで興奮状態にもあった。

しかしだ。しかしである。
今回自主企画ゆえに、全くの収入はない。まぁ、それはいいとして、初めての試みなのだ。まずは実験じゃないか。
では、何か次のビジネスにつなげるヒントを得たかと言うと、正直、一晩経った今も"No Idea"である。

なるほど。「USTとツイッターは相性がいい」。これは理解した。
「ラジオとツイッターは相性がいい」。これは、う~ん、微妙だが分からなくもない。
でもこれはあくまで動員ツールでしかないような気がする。その程度だ。
こんなものに引っ張られていては、あっという間にスタッフは潰れる。

これと収益とのリンクは全くイメージできない。
フリーなサービスを利用した程度でラジオの将来なんて変わり様がない。
もっと根本の思考を変える必要があると思うのだ。

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August 07, 2010

ラジオとツイッターについて-2

これをもってして全てツイッターの評価をを語ってはいけない。
しかし途中の経過としての報告。
特番を機に番組への誘導を目的にツイッターを始めた。
今週2日の夕方から本格的につぶやき始めたのである。

もう少し局のサイトのページビューが延びるかと思ったが、そうでもなかった。
う~ん、ツイッター・・・わからない。

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August 05, 2010

ラジオとツイッターについて

事務所の近所の食堂にスタッフとランチに行く。
食堂向かいにインテリアショップがあるのだが、店の前に「今日は何の日」に近い日常雑学的情報が手書きでボードに書かれている。
お店と書かれたボードとの間には購買意欲を煽るような直接的なメッセージはないのだが、こうした情報を出し続ける事が街への同調と、そこに住む人への”気付き”を促す効果的手段なのだと感じる。

さてツイッターだが、同調と”気付き”を促す点ではこのボードに近い存在であるような気がする。
本来ラジオというのは、番宣をやることで聴かれるものなのだろうか?
違うような気がする。
リスナーへのある種のシンパシー(共感)を与える事が、聴くと言う動機付けになっているのではないか?
ザッピングが少ないのはそこにあると思う。
ラジオ文化の根本はコール&レスポンスを成立させた身近さにある。
そういう意味で二者の性質は似通っており、ツイッターをラジオに取り込むのは自然なものかもしれない。

私自身、今までツイッターへの勉強不足と懐疑的な面もあり躊躇をしていたのだが、近くある特番でUSTREAMをテスト的に使うために、今回ツイッターを使い始めた。
外部からのアドバイスを受けながら慣れない”つぶやき”を始めたが、わずか数分でフォロワーが増えている。
固まりを持ったユーザーを仲間に付ける事が加速的な増殖をすると思われるが、なんにせよ小さなラジオ局が固まりを形成するツールとしては有効だろうと分析する。

戦略的にツイッターをどう使うかは十分考えるべきかと思うが、ツイッターとラジオとの相性が良いと言うのはうなづける。

但し、これをどうビジネスに結び付けられるかが一番の大事な課題ではあるのだが・・・・

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July 25, 2010

外資系参入あるか

最近読んだ新聞の記事に「中国のメディア戦略」の事を扱ったものがあり、なんとなくそれがずっと気になり、ネットサーフィンしながらこんな記事に出くわした。
要は海外を意識して、海外にメディア拠点を設置したり、ネットを使って中国メディアを英語、日本語などで多国語サービスを開始したりと、国を挙げての、メディア戦略に入ったと言うものである。

その予算、66億ドル(日本円 6600億円)というから恐ろしい。

なぜテキサスの小さなAM局を買収かは分からないが、日本の放送局への外資参入も遠くない話のような気がする。

実際にはいろいろと問題はあったと思うが、名古屋のコミュニティFM局はブラジルの代理店「TransAmerica」に買収されたと言う過去の事実、また最近の話であったが地方のCFM局を開局するにあたり、出資参加を申し出た企業が北朝鮮系の企業だったというのも見たことがある。
当然、世界市場を抱える中国であれば、資金に余裕がある企業が買収に乗り出すのはたやすい事であろうと思う。

放送法の規制緩和というのも更にあるような気配も感じるが、外資参入に対しどのように対応するかも大きな加太のような気がする。
それはそれでまた新たなる放送業界の起爆剤なるのかと思う反面はあるが、議論を良くすべき問題のような気もしている。

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June 16, 2010

破綻ラッシュ

通勤途中で記事を見つけて仰け反った。
Radio-i休止

KISS-FM、九州国際放送と続けざまに大手放送局が倒れていく。
もちろん内部の詳しい事情と言うのは知る由もないのだが、なんとなく聞こえて来る話を手繰ると、「志を見失っている」という感がある。
売上が低迷し、もがけばもがくほど負の連鎖が始まる。
従来の広告ビジネスのスタイルが崩れた今こそ、原点回帰の必要があると思うのだが・・・

そんな中で「ミニFM開局」という、こんなニュースに少し光を感じている。

先日、最近流行の「ドラッカーの経営哲学」に関する講演を聴いた。
その中で講師が発言した「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」、この言葉が今妙に響いている。


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June 14, 2010

インターフェース・テクノロジー

radiko”で少しラジオへの注目を戻しはしたが、ラジオという媒体の価値がそれで上がったとは言いがたい。
この2週間ほど、営業目的でいろいろな方と面談をしたが、何と言うか結局のところラジオは時代の潮流に取り残された感が否めなく、クライアントに対し強い自信を持ったプレゼンができていない状況である。

”感性のメディア”だと言われればそれまでだが、果たしてそれでスポンサーが魅力を感じるかどうかとなるとまた別の次元である。
話は変わるが、i-touchで注目が激増し、i-phoneでブレイク。果てはi-padで今やMSの資産を越えるとまで言われ、復活を遂げたアップルである。
そこには従来の常識を覆したインターフェース・テクノロジーがある。

業界の低迷は一つには”常識にとらわれる”、あるいは”定石を狙う”ところにあるのかもしれない。
むしろラジオがプラットフォーム的な役割をすれば、また光が見えるのかも・・・・なんて思いつきで書いてみた。

下の映像は、マイナリティ・リポート的なインターフェース・テクノロジーがもはやできているというモノです。
恐るべし・・・・です。

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June 06, 2010

流れについていけない・・・・

Stereo_max

先週は、懇意にして頂いているお客さんが上京されるという事で銀座で会食。
ラジオと”Twitter”の相性の良さについてお話を頂いたのだが、正直なところ悩みのスパイラルに入っている。
そういったところの話もしたのだが・・・・
「Twitterって気軽なメディアなんだから、そういうのを組み合わせた方がいいんだよ」とか
「これでいくら儲かる、なんて考えずにどんな反応が起こるかを試すのが、メディアなんだよ」と親身にアドバイスを頂いた。
でも、わからない・・・・・

メディアからの”つぶやき”・・・・何のために??
「やきにくなう」とか「もぐもぐなう」のコメント見て・・・・っで、どうよ?

こういうのやっぱりミックスさせた方が良いのかね?
関係者のブログでもTwitter信望の意見を良く見るけど、むしろ制御不能の怖さはないのだろうか?

久しぶりにいつも気になっている西のCFMさんのサイトを見たけど、ブログで細かく番組情報やスタッフブログの更新をしている方が発信力としては「すごいなぁ~」と感心してしまう。
”もぐもぐなう”より意味分かるモンね。
もう発想が古いのだろうか?・・・・ツライ・・・

さて写真は、先日客先で譲って頂いた「StreoMax」という兵器をマスターに入れてみた。
音良くなった・・・・・かな?
正直、Optimodeの威力のすごさを改めて知っただけ、というカンジです。

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