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December 04, 2010

「~なう」をみて

今年の流行語大賞に「~なう」が選ばれ、受賞した高校生の男の子のインタビュー記事を読んだ。
ソーシャルメディアがどんどん若い層に浸透し、大人たちの理解をとっくに超越して、新しい文化を生み出していくのか、と少しおいてきぼり感を感じるこの頃である。
とは言え、個人発信の容易さが拡がるに連れて、言葉や表現に対する軽さを懸念するのは、自分が年寄りの域に達しているからだろうか?

実は先日、仕事で知り合った方のTwitterを何の気なしに読んでいた。
彼のフォロワーの中に、「救急病院なう」というつぶやきを見たが、どうやら身内が倒れて付き添っているらしい。
そんな緊急事態に身内をネタになぜつぶやく?というのが率直な疑問である。
見れば分別も見極めた結構な年齢の方ではないか。

発信者の意図は計り知れぬが、ヒトの生き死にが「なう」という言葉に括られるのは、いやはや何とも複雑である。
メディア・リテラシーが叫ばれるが、その前に”メディア・デリカシー”が欠落してきているのではないかと、これまたオヤジギャグで〆るのが、今は精一杯である。

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