November 07, 2010

世論と国益

尖閣諸島における映像の流出先がほぼ断定されつつある。
先日、自分もYoutube上でこの映像を見たが、内容の真偽はともかく、映像が閲覧できることについては「良」ではないか。
情報管理という点では、なるほど問題だと思うが、今回のこの事件に至るまで、世論としては「映像公開」ということでの国民の関心は大なるものだったと思う。
「国益」に関する事。これは我々国民は知る権利があるのではないだろうか?
見せない事での、内政への不満を増長させる事での「国益」、見せた事での外交上における「国益」。
どちらが大切なのか?
そもそも「国益」とは何を言うのか?

今回のこのネット上に流出した事件は、前向きに捉えれば、我々国民は「国益」とはなんぞや?という事を考える機会を与えてくれたと思う。
毅然と自立を目指す姿こそ、「国益」であり、国際化への踏み出しではないだろうか?


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February 13, 2006

広報イベントとは

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ウチの近所にある”Coop”(生協)ストアでのイベントチラシ。
近隣住民を対象とした上映会なんだろうが、ものすごく社会テーマ色が強い。

上映タイトルが「日本国憲法」と「911ボーイングを探せ」って・・・・・・・
映画そのものへの興味よりも、一体どんなヒトが見に来るかの方が興味深い。
こういう映画タイトルを見るのは、学生時代のキャンパス内に張られた右翼とかのビラ以来のような気がする。

営利企業ではなく「生活協同組合」という組合だからなのかもしれないが、それにしてもイベントと言うのは”顧客囲い込み”が大きな目的だと思うのだが、一体このイベントで”COOP”は来場者に対して、どんなメッセージを送ると言うのだろうか?

こういう企画を考えて、組織として通ってしまうこと自体が、既に広報としてナンセンスだと思うのだ。

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January 14, 2006

地域コミュニティでのビジネスについて

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東京近郊の地方都市で”街おこし”に命をかける社長がいる。
彼の会社は都心にあるが、今抱えるこのプロジェクトのために、毎日片道2時間近くかけて通っている。
東京に近いとは言え、その町の風景は活気を失いつつあるよくある地方都市の風景と同じだ。
駅前の人通りは少なく、シャッターを閉めた商店の軒が並ぶ。

彼の仕事は駅前にそびえる寂れたショッピングモールの復興にある。
3年でこのプロジェクトを成し遂げて見せると豪語する。
現場に来ても彼はほとんどデスクにつかない。
1日中、モール内の店子と会話を交わす。しかも日に四度も五度も店子に挨拶して見回ると言う。
これを毎日続けることで、店子の状態・調子がつぶさに分かると言う。

しかし、彼は通勤時間と通勤経費節約のために、この地元に決して住まないと言う。
なぜか?
地元に住むことで、土着の”しがらみ”が生まれると言う。
この”しがらみ”は”情”であり、ビジネスにとってこれはマイナス要素なのだそうだ。
地元民の立場で、新しいビジネスをするには”しがらみ”は邪魔になる。
”よそ者”だからこそ、”情”に惑われることなく、割り切ったビジネスができると言う。

日に何度も店子と会話を交わし、ヒトの心に入りながらも、”情”はかけない。
地元商店からの圧力など様々な苦難を受けながらも、身を粉にして働く彼。
かくも難しき”地域コミュニティ・ビジネス”。

ここ最近の一連の記事につながるが、やはり圧倒的なリーダーシップが求められるのだろう。

*写真は記事とは関係ありません。

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February 28, 2005

上海メディア事情~vol.7

スッカリご無沙汰の”上海メディア事情”。
久々の登場です。今回は第7回目。

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前回のblogから時間が経ってしまいました。今回は1ヶ月ほど前に香港へ行っていたときに感じた香港と大陸の報道の仕方の違いについて感じたことをお話します。

日本では大きな話題になっていなかったと思いますが、イラクで中国人が拉致された時期にちょうど香港へ行っていました。
興味深かったのは大陸系(従来の中国)のテレビ局と香港系のテレビ局の報道の仕方の違いです。
大陸系のテレビ局ではこのニュースは一番初めに大々的に報道され、救出に全力をつくしているとの報道内容に対し、僕が見ていた香港系のテレビ局では1分にも満たない程度の簡単な内容を伝える程度と明らかに報道の仕方に温度差が感じられました。

また、香港系のテレビ局の番組内で韓国がソウルの漢字表記の方法を変更したことについての議論が香港のテレビ局で大陸の知識人と香港の知識人の生討論が行われていたのですが、大陸側は「新表記は中国など中国語圏の国の権利に属すことであり、韓国はそれを尊重しなければならない。単なる表記の問題ではなく、歴史的習慣や経済コストにもかかわる問題」と主張するのに対し、香港側は「新表記を採用しても変更しても大きな影響はない」との主張。

大陸のテレビ局は国側に立っての報道をしているのに対し、香港では視聴者の側に立って報道が行われるように感じました。
推測するに香港はすでに中国に返還されているとはいえ、返還以前と変わらない報道体制が採られているようです。
大陸内では国の検閲がある以上、香港のような報道の仕方になることは現時点ではないと考えられます。

その反面、インターネット上では自由な議論が盛んに行われているようです。しかし、議論の中で国の主張と反する意見を述べた場合は、いわゆる「非国民」として罵倒されることもしばしばあるとか…なんとも複雑な話です。
公然の場で自由な議論がされれば、日本人の中国に対する印象も変わってくるのではないかと思いますが、その日が来るのはもうちょっと時間がかかりそうです。
それとは反対にこういった背景を踏まえて、日本側も中国のことを積極的に理解しようとする努力も必要なことも事実です。

ちなみにイラクで拉致された中国人は無事に解放されました。イラクに行った理由と言うのが「出稼ぎ」とのこと。
イラクに出稼ぎ?!しかもパスポートもきちんと持っている…。いったいどのようにしてイラクへ行ったのか…謎の多い話です。
更に言えば日本人と間違われて拉致されたとのこと。日本人と関係のないような事件でも日本人にとっても見過ごすことの出来ない事件は意外と多いようです。
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February 22, 2005

色に見る外資との差

「企業カラーを表す上でロゴのデザインやカラーは重要な要素になる。」
そんな記事を読んだものだから、街を歩きながらいろいろな企業の看板に目が行ってしまう。
そこでオモシロいことに気がついた。

金融関係の企業に限ったことだが、国内の金融関係の企業のロゴのカラーは”赤”が多い。
「東京三菱銀行」「野村證券」「DCカード」などなど。
それに対して外資系金融関係は”紺”が多いような気がする。
「メリル・リンチ」「JPモルガン」「Citiバンク」「alico」などなど。

その記事によると
「赤」色系は・・・・・・「活動的」とか「健康な」なイメージ゙カラーを表し、
「紺」色系は・・・・・・「革新的」とか「シャープ」なイメージカラーを表しているのだそうだ。

妙に納得してしまう。こんなところにも日本人ののんきさが出てるんだぁ。
今後もどんどん、どんどん外資が日本経済を喰っていくんだろうなぁ・・・・・
あっ!よくよく考えてみれば国そのものが経済と言う武器でアメリカに占領されているのか!

あくまで今日の記事は主観で感じたものであって、プロの目から見て「違う!」という意見は覚悟してます、ハイ。

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December 17, 2004

「上海テレビ事情vol.2」

こんにちは。上海から2回目の情報です。
前回の続きでケーブルテレビのチャンネル内容について書くつもりだったのですが予定を変更して、週末経験してきたことに関することに書かせていただきます。

実は先週末に熱を出してしまい、4日間入院をしてたんです。入院先が外国人向けの病棟だったということもあり、病室でNHKの海外向け番組が見ることができました。
主にニュースとNHKで流された再放送(特に日本文化を特集したもの)で編成されています。
誰でも見れるというわけではなく、衛星の受信を許可されているホテルや外国人が多く住んでいるマンションなどで受信の許可がされています。この海外向けの番組以外にも通常のNHK-BS1、BS2を見ることも出来ます。
これは各自でパラボラアンテナが必要になりますが、先日郵便受けに入っていたチラシを見る限りでは、パラボラアンテナ、チューナ、設置工事を含み2800元(3万5千円くらい)で出来るようです。
日本語の情報が低コストかつオンタイムで見ることが出来ますので比較的多くの日本人家庭で設置されているようです。しかし、勝手にパラボラアンテナを設置することは違法行為なので見つかると政府によって撤去され、場合によっては罰金が科せられるそうですので要注意です。

入院中は久しぶりに日本語に浸ることができたのですが、浴室にゴキブリが出たり、停電があったりとなかなか貴重な体験もさせていただきました。
断っておきますが、診察自体は非常に丁寧で設備もきちんと整っていて快適な入院生活が送ることが出来ます。上海で病気になっても安心してお医者さんにかかることが出来ますよ。

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December 14, 2004

テレマティックス

先日、トラックなどを主軸にした自動車メーカーの広報さんと話す機会があった。
ディーゼル規制や買い替え需要やらで結構忙しいとの事。    ウラヤマシイ・・・・
しかしながら自動車業界も競争激しく、皆どのメーカーも切磋琢磨しているらしい。
最近では外国メーカーなども参入しているらしく、円高などの影響で車両自体の価格差はほとんどないらしい。
性能もある程度平均化されているとなると、ではメーカーはどのような差別化をするのだろうか?
その問いに対する回答は「サービス」。
特に流通を担うトラックは全国津々浦々を走っている。故障時での対応の早さなどが、今や市場評価の分かれ目となるらしい。
最近ではGPSなどを使った、サービスも展開中で各トラックの位置確認ばかりでなく、そのトラックの燃費情報や運行情報などをリアルタイムで把握できるらしい。
ムムム・・・・やはりここでもコンテンツか、と情報ビジネスの深さを認識する。

なんとなくこの話が気になっていたのでウチへ帰っていろいろ調べてみると、現在135万台以上ものトラックが登録されているらしい。すごい数だ!
学生時代、バイトで4tトラックを長距離運転して荷物運んだり、大型トラックの荷揚げ補助で運転手と一緒に移動したことを思い出した。
移動中は結構ヒマでラジオかカセットを聴くしかなかった。休憩中の運転手は、みなサービスエリアで週刊誌とエロ本をしこたま買っていた。
結構乗用車向けのカーナビでの情報サービスというのはあるが、トラック向けの情報サービスなんかやったら結構面白いだろう。(既にあるのであればゴメンナサイ)
大きな駐車場のあるレストラン情報とか、最近では女性ドライバーも多いので、シャワー室のあるサービスエリアとか、双方向なので、休憩中のドライバー同士でチャットしたりとか。
前述のメーカーの企業イメージなどもあるだろうから、あまり砕けた内容も問題あるかもしれないが、トラックドライバーと言う市場だけでも大きなコミュニティポータルサイトになるような気がした。
考えるといろいろできそうで面白そうだ。

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December 13, 2004

関心度の変化

ある大手代理店の調査で「ヒトの関心ある情報」についてデータを見た。
複数回答のためか、合計が100%にはなっていなかったが、1位は「食べ物・料理」、2位は「経済動向・景気」、3位は「健康・医療」だそうだ。
興味ある結果として、メディアの中でも主流である「音楽」や「映画」と「地域(ローカル)の出来事」というのが10位以内でほぼ同じくらいのランクに並んでいることだ。
以外にも「芸能界・タレント」というのはそれ以下のランクにあった。
1位から3位までのランキングについてはなんとなく納得いく結果であるが、「地域(ローカル)の出来事」が上位にランキングされていることは、自分の仕事の上で励みになった。
しかもこの「地域(ローカル)の出来事」への関心度は毎調査ごと(2年毎)に比率が上がっていると言うのも面白い。

今後”自治の独立”と言う部分でますます地域の出来事と言うのは大きな関心事になるのではないだろうか?
考えてみれば「コミュニティFMは儲からない」とずっと言われ続けながらも、その数は毎年増加していると言うのもこうした背景があるような気がする。
「モア・ネイム、モア・地域情報」というコンテンツは今後メディア・ビジネスを語る上で決して侮れないと感じた。
頑張れ!コミュニティFM!

しかしながら、企画職の情報源にするメディアとして「ラジオ」という回答は最下位にあった。
1位はやはり”インターネット”!
頑張れ!ラジオ!

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December 10, 2004

新企画~上海テレビ事情vol.1~

上海で働いている知り合いがいる。
昨日はIBMが中国の会社にPC事業を売却したニュースも出たぐらいだが、今や中国の勢いというのは世界中が注目をしている。
そんな激動の中国のメディアはどうなっているんだろうか?
そこで、今週から約週1ペースで中国のメディアをテーマに知り合いから記事を書いてもらうようにした。
自分自身もとても興味を持っているので彼からのレポートを楽しみにしている。今日はその第1回、以下。

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こんにちは。今日はこのブログの管理人さんに代わって上海からお届けします。
上海のメディアについて何か書かないかと誘われて書き始めることにしたのですが、上海のメディア事情についてそんなに詳しいわけでもありませんので、メディアにこだわることなく何か気づいたことを書いていきたいと思います。1週間に1度くらいのペースで書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。

早速ですが、第1回目の今日は上海でのテレビ事情について簡単に話したいと思います。
上海ではすでにCATVの普及が進んでおり、ほとんどの家庭がCATVに加入がしていると言ってもよいと思います。CATVで見ることができるチャンネルは50チャンネル前後もあり、日本とは随分と事情が違うと思いませんか?
ちなみに、私の住んでいる部屋はCATVに加入することができず、一般の家庭ではめずらしく室内アンテナを使用しています。
室内アンテナでは5,6チャンネルしか見れず、なんともお寒い事情です。
CATVに加入していない理由というのが、ちょっと変わっているんです。
今年の7月からこの部屋の大家さんとちょうど入れ替わりで住んでいるのですが、その時にCATVの契約をしようとしたところ、何故かCATV局に断られてしまったのです。
詳しく話を聞いてみると、一度契約を解除したところはなんと半年から1年間は再契約できないという決まりがあるそうで、どうも大家さんはそのことを知らずにCATVの解約をしてしまったようです。
CATV局も商売ですから、再契約してくれてもよいと思うのですがお国が違えば事情も違うとはまさにこの事だなぁと、しみじみと実感しました。

上海に来てから1年弱になりますが、今でも驚くことは本当に多いです。

今日のところは、この辺にしたいと思いますが、第1回目の今日はメディア事情というより、結局私自身についての話が大半を占めてしまったようです。
もともと文章を書くのは苦手なほうなので慣れるまでに時間がかかると思いますが、その辺は大目に見ていただけると助かります。

次回はCATVのチャンネルの中身についてお話しようと思います。

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December 01, 2004

コミュニティFMの新サービス(案)

地方都市の場合、郊外型ショッピングセンター(以後SC)が多い。
駐車場も建物も半端でないほど大きい。そしてSCの中は、東京と同じ店舗が並ぶ。
そのブランド力と圧倒的な品数で集客し、地方都市の中心部がそこに移っているようにさえ見える。
集客が多いので、SCの中でおこなうイベントはとても効果的だろうと思う。
案の定、子供たち向けのキャラクターイベントや行政関係のイベントなどは結構やっている。

先日コミュニティFMのサテライトスタジオの話題をしたが、コミュニティFMもこうしたSC内でサテライトスタジオなどを設けるとその知名度はかなり浸透すると思う。
しかしながら、先日行ったあるローカルなコミュニティFMのスタッフから話を聞くと、大型SCの場合制約が多すぎて放送がしにくいらしい。
番組内でCMはダメだとか。PAの音を絞れとか。サテライトスタジオの場所は提供するが、制作費用は一切出せないとか。
これらは”お断り”の口実であって、要はあまりコミュニティFMの費用対効果というものが評価されていないのだと思う。
どうせ出店をする時は「地域活性」をうたい文句にして進出したのだろうから、少しくらい協力してくれても、と思うのだが現実は厳しい。

こうした大規模SCの裏で、駅前商店街はどんどん潰れ、その街の個性はどんどん失っていく。
なんとなく大資本力がその町の利益を総取りのような気がして腹立たしいのだが、コミュニティFMと駅前商店街が手を組んで何かアッと驚くようなことはできないだろうか?
ある福祉ビジネスの企業のサイトを見ていたら、老人に発信機能付のペンダントを付けて、寂しくなった時にペンダントを押すと、電話で話し相手になってあげるというサービスがあるらしい。
コミュニティFMも、トーク(語り)が大事な商品なんだから、こんなサービスできないかな。話し相手ついでに御用聞き代行などもしてあげて、駅前商店街から高齢者宅へ配達サービスとか。
こういうことだって立派に地域メディアの役割だと思うんだけど。

いろいろと厳しい環境だと、頭も固まってしまってなかなかアイディアが出てこない。
苦しいだろうけど、コミュニティFMにはいろいろとトライしてもらいたい。
必ず何か成功のヒントがあるはずだ。

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