September 28, 2010

街場のメディア論

Media_ron
タイトルに惹かれて今こんな本を読んでいる。
メディア系の人にはオススメしたい。結構ショックである。

筆者は「メディアはビジネスではない」と断言している。
その言葉に戸惑いと恐れを感じながらも、その核心は知りたい。いや、知っておく必要がある。

その昔、フジテレビの鹿内氏が「面白くなければテレビじゃない」というスローガンで、フジテレビは大きな開花をしたように記憶する。
若く未熟な自分は、それは単に、「オモシロい(≒軽い)番組」という理解で、大きな時代の流れの中のノンポリなイチ視聴者として観ていたのだが、その遠い過去の言葉を省みるきっかけにこの本はなった。

文中の『書籍棚』に【理想我】を見る例えは、まさに今我々が忘れていたマインドなのではないだろうか?
そこに次なる道しるべがあるように思うのだ。

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January 06, 2005

過激なキャッチだなぁ・・・・

得意先への年賀挨拶のため電車に乗った。
ぼんやりと中吊り広告を見ていると、ティーンズ向け週刊誌のキャッチに「泣かすぞ!北朝鮮」という文字がデカデカとあった。
過激ではないか?!
ブルックリンの地下鉄車内で「叩き潰せ!日本人」という週刊誌の見出しをもし日本人が見つけたらどんな気持ちだろうか?
恐らくカンフーポーズをとりながら、あくまで「アイ・アム・チャイニーズ」と言い張りたくなるほど恐ろしいに違いない。
このキャッチを見た在日朝鮮のヒトは一体何と思っただろうか?

一連の事件で”反北朝鮮”感情が高ぶる中、こうした文句は民衆に対して扇動的でとても危険に感じる。
今日も得意先との会話の中で、若者の学力低下の話題が出たが、キャッチに見られるようなこうした過激な文句は無学でノンポリな若年者に対して危険思想への導引にはならないのだろうか?
このキャッチを見ながらニヤニヤと笑っているヒトがいるのであれば、むしろ怖いと感じる自分だ。
ワールドカップ時の常軌を逸した群衆の行動を思い出す。
大手出版社の週刊誌だが、何も思うところなく載せたのだろうか?
この中吊りを見た方、一体どう思う?

「無批判・無関心の日本人を笑い飛ばせ!」

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November 29, 2004

ローカルでグローバル!?

今日電車に乗っていると、外国人家族らしき人たちが近くに立っていた。小さな子供が眠いのかグズッていると、英語の話せる婦人が彼らの様子を伺いに話しかけていた。
「さすがっ!Cosmopolitan TOKYO!」と思った。日常風景の中に外国人がいて、それを日本人が当たり前にコミュニケーションしている。いかにも東京らしい風景だ。

そう言えば先日、都内のコミュニティFMに行ったときに”防災番組”として日・英・中の3ヶ国語で番組をやっていた。
なかなか県域局などでは真似できない番組だと思って、その試みに感心した。
結構コミュニティFMで外国人を起用した番組をやっているところは多い。
確か豊橋のコミュニティFMではポルトガル語で毎夕方番組をしているとの話を聞いたことがある。
広島のコミュニティFMでは韓国人の女性がパーソナリティを務めていた。
これも立派に地域の個性なのだ。

大抵の自治体は、姉妹都市とか言ってどこか外国の都市と友好関係を結んでいる。
以前からコミュニティFMの開局の手伝いをする度に、友好都市と番組交流をする提案をしているのだが、今までその例はない。
その街の国際友好都市と番組交流して、友好都市のまた更にそこの友好都市を紹介してもらい、紹介してもらった友好都市から今度は日本の友好都市を紹介してもらう。
コミュニティFM版「友達の輪!」みたいな企画。
これだって立派な地域個性の番組だと思う。しかし、いざやるとなったら結構大変だろうけど・・・・・・

メディアの面白さは、ローカルな特定的な側面を持ちながらも、そのやり方次第ではグローバルな側面を持つことができる点にあると日頃思っている。
どこかのコミュニティFMで、こんな「世界広げよう友達の輪!」的な番組やらないかな。

今日電車の中でロジャー・シルバーストーン氏の「なぜメディア研究か」を読みながら思ったことでした。

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October 27, 2004

フリーペーパー

関東圏にお住まいの方は「ぱど」というフリーペーパーをご存知の方が多いだろう。
タウン誌というよりは更に地域の絞られた「コミュニティ誌」に近く、割に内容的にも充実していることに、更には週一の発刊と言うことに驚かされる。
自分の場合は4~5年前にその存在を知って、広告収入で成り立って入るだろうとは思いながら「よくまぁこれをフリーペーパーで発刊し続けられるな」と思っていたが、その勢いは増すばかりで最近では、関東圏以外にも進出しているらしい。
先日、その「ぱど」の何周年かの創刊記念号が出ていたが、沿革を見るとこのフリーペーパーも15年を越える歴史があるらしい。
一つのメディアが認知されるまで、やはりそれくらいの時間がかかるのか、と言うことを感じる次第だ。

雑誌業界が不況、印刷業界が不況と言われる中、「ホットペーパー」というお店のクーポン雑誌というフリーペーパーが出版されてまだ浅い。
自分は「ピンポイントでインターネットでアクセスする利用者が多いのに、果たして?」と傍観していたが、アッという間にOLの合コンアイテムになっているではないか!
未だに”紙媒体健在!”を思い知らされたと同時に、自分の無知振りを反省した。

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